焼き切り侵入

化粧品店から店内の化粧品類が約1500万円分盗まれるという事件がありました。
犯人の侵入方法は裏口ドアのドアノブを焼ききってドアを開けるという手口でした。
犯行があった日は定休日だったそうです。通行人がそれをみて女性店員に連絡をし、そこから被害が発覚したということです。

この周辺には他にも店舗がいくつかありました。しかし狙われたのはこのお店だけだったそうです。

このような多額の被害を出してしまった原因はなんだったのでしょう。
おそらく周囲の目が届かない環境で犯人がゆっくり金目の物を選べる時間があったからでしょう。
焼き切りのような手法を使えばきちんと鍵をかけているドアでも入られてしまうことがあります。
万が一に犯人に侵入されたとしてもそこから犯人を追い出したり、中まで入らせないようにすることが大切ではないでしょうか。

例えば入り口付近に防犯カメラがあった場合どうでしょう?カメラがあると気づいたら犯人はそこで犯行をやめて逃げ出すかもしれません。
また、不正の侵入があった場合にブザーが鳴り響くようになっていたらどうでしょう。
ドアが相手も犯人は慌てて逃げ出したかもしれません。近所の人も物音に気づいて駆けつけてくれたかもしれません。

防犯カメラやセンサーライトなどの防犯対策は実際に作動することで効果を発揮するものでもありますが、泥棒に対する威嚇という側面もあります。
きちんとセキュリティ対策をしているということを犯人に伝えることで侵入を思いとどませる抑止効果があるのです。

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