古い家屋

京都は古い町並みが残っている美しい街です。
今でも古い町家に住んでいる人はたくさんいます。
そんな町家を狙った窃盗犯が捕まった事件がありました。
犯人は芸能プロダクションの社長でした。事業に失敗して借金があったそうです。

ある日「風呂に行く」といって外出して木造の町家ばかりを狙って盗みを行ったそうです。

この犯人はインターネットで盗みの手口を調べて研究していたそうです。そして、木造の町家は引き戸が解錠しやすいのでそこばかりを狙っていたということです。

この事件の犯人のように、なにか共通点があるとそれを利用してなんども同じようなところばかりを狙うというケースがあります。
間取りが似ていたり、防犯対策が似ていたり、金品の保管場所が似ている・・・といった具合です。
人間という生き物は一度成功するとその成功例がすごく印象に残ります。意識していなくても似たようなものばかりを狙ってもう一度成功させようという心理が働くものなのです。

ですから、もし店舗や住宅などで窃盗があった場合には自分には関係ない話だと思ったりせず、もしかしたら次は自分が狙われる番かもしれない!という危機感を持つようにしましょう。
もし家の作りが似ていたらあなたの家が狙われる可能性があるのです。
また、テレビで窃盗の被害が報道されたりするとそれを見た人が触発されて犯行に及ぶ可能性もあるのです。

ブックマーク へのパーマリンク.

コメントは停止中です。